2020年度 生涯教育研修会カリキュラムについてお知らせいたします。COVID-19拡大防止のため、従来とは異なった形での開催となります。何卒よろしくお願いいたします。
目次
2020年度 研修会の概要
- 日程 以下の2020年度 研修会カリキュラムを参照してください
- 受講料
会員:年間受講科目数×1,000円
非会員:年間受講科目数×2,000円
全科目一括納入:10,000円(会員のみ)
各受講料を、下記ゆうちょ銀行の指定口座に2020年6月22日(月)までにお振込みください。
※COVID-19対策として、会場では受講料受付は実施しません。 - 申込
【Excel】令和2年度生涯教育研修会申込書をダウンロードし、必要事項を入力の上、メールにて山梨県栄養士会へ、2020年6月22日(月)までにお申し込みください。
※申し込み後の、受講希望科目の変更は認められません。 - 振込先
ゆうちょ銀行口座:10870-11162511
口座名義:公益社団法人 山梨県栄養士会 - 会場
「ぴゅあ総合」(中研修室 山梨県甲府市朝気1-2-2) または
山梨学院短期大学(51号館205号室 山梨県甲府市酒折2-4-5) - 受講申込・問合せ先
公益社団法人 山梨県栄養士会
TEL: 055-222-8593(FAX共通) - その他
・6月27日は、COVID-19感染拡大防止のため、研修室での講義は定時総会出席代理人(理事及び理事候補等)のみとし、受講料一括支払い者及び単科支払者の内、当該講義受講申し込み者には、後日オンデマンド配信をさせていただく形となります。
・7月18日、8月22日は、ぴゅあ総合大研修室での開催を予定しています。9月以降の開催方法は未定となっています。
・都合により、開催内容(会場や講師等)の変更がある場合は、当Webサイトに掲載するとともに、申込者にはメールでお知らせいたします。
・会場での受講の際はマスクの着用をお願いします。栄養士会会員は、受講歴を登録するため、当日会員証をご持参ください。
・その他詳細についてのお問い合わせは、「山梨県栄養士会事務局」へお願いいたします。
2020年度 研修会カリキュラム
山梨県栄養士会会員の方は、「栄養やまなし」No.111に同封されている資料も合わせてご覧ください。
第1回:6月27日(土)【終了】
COVID-19感染拡大防止のため、研修室での講義は定時総会出席代理人(理事及び理事候補等)のみとし、受講料一括支払い者及び単科支払者の内、当該講義受講申し込み者には、後日オンデマンド配信をさせていただく形となります。
会場:ぴゅあ総合(山梨県甲府市朝気1-2-2)
- 時 間 13:30~15:00
- 認定分野・実務項目・単位 臨床/46-106/実務1
- 科目・内容 効果的・実践的な栄養指導 ~質問力を高めよう!~
- 講 師 佐野喜子 氏(神奈川県立保健福祉大学 保健福祉部 栄養学科 教授)
- 内 容 栄養指導の場において、生活改善の重要性を認識していても行動変容を起こせない対象者に対し、どのような問いかけをすれば効果的な指導ができるかを解説していただきます。
第2回:7月18日(土)【終了】
会場:ぴゅあ総合(山梨県甲府市朝気1-2-2)
- 時 間 10:00~11:30
- 認定分野・実務項目・単位 学校/46-101/実務1
- 科目・内容 健やかな育みを求めて ~子ども達が心地よく生活するために~
- 講 師 中村和彦 氏(国立大学法人山梨大学教育学部 学部長)
- 内 容 子どもの身体や心の問題にいて研究し、積極的に子どもの遊びの重要性について発信・提案している中村教授に子どもの発育発達や運動習慣の現状と今後の展望について、山梨県の状況を中心にお話いただきます。
- 時 間 12:30~14:00
- 認定分野・実務項目・単位 公衆/47-104/実務1
- 科目・内容 時間栄養学 ~健康的な食生活の過ごし方~
- 講 師 柴田重信 氏(早稲田大学先進理工学部電気・情報生命工学科 生理・薬理研究室 教授)
- 内 容 なぜ規則正しい食生活は重要なのか。私たちの生活パターンは個々様々です。健康を維持するために「いつ、何を、どう食べるか」に視点をおいた時間栄養学について、第一人者である柴田教授よりお話いただきます。
- 時 間 14:10~15:40
- 認定分野・実務項目・単位 医療/2-3/基本1
- 科目・内容 肝臓病の栄養治療の最新知見
- 講 師 鈴木壱知 氏(秀和総合病院消化器病センター センター長・肝臓内科部長)
- 内 容 ウイルス性慢性肝疾患は抗ウイルス治療薬が治療の中心ですが、非アルコール性脂肪性肝疾患や肝疾患に合併したサルコペニア対策など栄養治療はまだ重要です。肝臓病栄養治療の今後の課題についてお話いただきます。
第3回:8月22日(土)【終了】
会場:ぴゅあ総合(山梨県甲府市朝気1-2-2)
- 時 間 10:00~11:30
- 認定分野・実務項目・単位 給食/90-102/実務1
- 科目・内容 人手不足の中で安定した給食運営管理を目指して ~医療・福祉施設を中心に~
- 講 師 平井美樹夫 氏(山梨県立北病院 管理栄養士長)
- 内 容 現在給食施設では人手不足が問題となっています。そのため入院患者や入所者等との対応時間がとれないという声も聞かれます。直営でも委託でもどのような対応をしていけば良いのか?外国人活用や院外調理などの検討した結果をお話いただきます。
- 時 間 12:30~14:00
- 認定分野・実務項目・単位 福祉/25-102/実務1
- 科目・内容 便と食事の関係について ~便から考えられる体調の変化~
- 講 師 古川雄大 氏(太陽化学株式会社 メディケアグループ東日本チーム)
- 内 容 「お腹の環境を整えることによって身体にも良い影響がある」ことはご存じだと思います。このことから排便と関係のある食物繊維をキーワードに最新のトピックス等も交えて講演いただきます。
- 時 間 14:10~15:40
- 認定分野・実務項目・単位 公衆/61-102/実務1
- 科目・内容 災害への理解① JDA-DATの意義と役割、関係法令、災害時の実際
・災害の理解 ・災害支援と実際の活動① - 講 師(DVD解説) 須藤紀子 氏,伊藤智子 氏(国立大学法人 お茶の水大学基幹研究員)
- 内 容 災害に関する基礎的事項と関係法令、JDA-DATの意義と役割、実際の支援活動を理解することを目的としてDVD視聴をします。※平成31年度にJDA-DATスタッフ育成研修を受講した会員は必須科目となります。
第4回:9月12日(土)【終了】
会場:小瀬スポーツ公園 武道館(山梨県甲府市小瀬町840)
- 時 間 10:00~11:30
- 認定分野・実務項目・単位 地域/23-122/実務1
- 科目・内容 高齢者の低栄養予防 ~効果的なたんぱく質の摂り方~
- 講 師 小山勝弘 氏(山梨大学大学院総合研究部 人間科学系 教授)
- 内 容 高齢者の低栄養が問題視されている昨今、低栄養になる前の段階の栄養管理が重要です。低栄養予防について、エビデンスに基づいた効果的なたんぱく質の摂り方について解説していただきます。
- 時 間 12:30~14:00
- 認定分野・実務項目・単位 研究/23-105/実務1
- 科目・内容 腎臓病とリンの関係 ~血清リン濃度管理のための栄養療法~
- 講 師 新井英一 氏(静岡県立大学 食品栄養科学部 教授)
- 内 容 血清リン濃度の上昇は慢性腎臓病のみならず、健常者においても心血管疾患のリスクを増大させることが明らかになり、健常時から血清リン濃度を適切に管理することが重要であることが報告されつつあります。そこで適正な血清リン濃度の管理をするための食事療法について、解説していただきます。
- 時 間 14:10~15:40
- 認定分野・実務項目・単位 医療/50-101/実務1
- 科目・内容 これからの栄養管理と医療メディエーション
- 講 師 荒神裕之 氏(山梨大学医学部 医療の質・安全管理部 特任教授 医師GRM)
- 内 容 高齢者の増加や疾病構造変化により、栄養管理が重要性を増しています。栄養指導でもチーム医療でも不可欠なのが「対話」である。本講演では、医療メディエーションと称する実践的な「対話」の概念と手法を紹介していただきます。
第5回:12月5日(土)【終了】
会場:山梨学院短期大学 21号館 101教室(山梨県甲府市酒折2-4-5)
- 時 間 10:00~11:30
- 認定分野・実務項目・単位 福祉/4-12/基本
- 科目・内容 地域における在宅医療と管理栄養士との関わり
- 講 師 古屋聡 氏(山梨市立牧丘病院 医師)
- 内 容 山梨県内での在宅栄養管理に取り組んでいる状況について報告します。在宅での「食べる取組」、「食べる支援」について、事例を紹介しながら栄養士や多職種との連携を紹介していただきます。
- 時 間 12:30~14:00
- 認定分野・実務項目・単位 公衆/61-102/実務1
- 科目・内容 災害への理解② ・災害支援と実際の活動②
- 講 師(DVD解説) 山田恵子 氏(社会福祉法人横浜太陽会 特別養護老人ホーム 白朋苑)
- 内 容 災害に関する基礎的事項と関係法令、JDA-DATの意義と役割、実際の支援活動を理解することを目的としてDVD視聴をします。※平成31年度にJDA-DATスタッフ育成研修を受講した会員は必須科目となります。
- 時 間 14:10~15:40
- 認定分野・実務項目・単位 福祉/23-118/実務1
- 科目・内容 高齢者の食事ケアのポイントについて ~誤嚥性肺炎を防ぐために~
- 講 師 小澤章 氏(勝沼おざわ歯科医院 院長)
- 内 容 食べる機能は、姿勢、食介助、食形態等で大きく左右されます。これら食環境、食内容を適切に改善すると、誤嚥、窒息の危険度は大きく下がります。今回は経口移行・経口維持計画の中の「経口による継続的な食事の摂取のための支援の観点」の項目に沿いながら適切な食環境・食内容について解説していただきます。
第6回:2021年2月6日(土)【終了】
会場:山梨学院短期大学 51号館 205教室(山梨県甲府市酒折2-4-5)
- 時 間 10:00~11:30,12:30~14:00
- 認定分野・実務項目・単位 公衆/21-104/実務1
- 科目・内容 地域診断の進め方 ~行政栄養士が施策に生かせるデータの読み方と統計の基礎 その②
- 講 師 本間隆之 氏(山梨県立大学 看護学部 准教授)
- 内 容 栄養管理業務の中で日々蓄積しているデータを活用できていますか。本講演では、統計におけるデータの種類と集め方および活用について、演習を含めて解説していただきます。初めての方にとっても、昨年度受講された方にとっても、日頃扱っているデータを活用するスキルを高められる内容です。
- 時 間 14:10~15:40
- 認定分野・実務項目・単位 医療/45-107/実務1
- 科目・内容 糖尿病診療ガイドライン2019に基づく糖尿病患者への栄養指導のポイント
- 講 師 幣憲一郎 氏(京都大学医学部附属病院 疾患栄養治療部 副部長)
- 内 容 「糖尿病診療ガイドライン2019」では、食事療法に関して大きな改訂があり、肥満者への対応のみならず、高齢者特に低栄養、サルコペニア・フレイルの高リスク症例に対して注意喚起された内容となっています。今回は、ガイドラインに基づき栄養指導のポイントについて話題を提供していただきます。