山梨県における新型コロナウイルス感染症の急速拡大をふまえまして、第6回研修会は対面では実施せず、対面で参加予定であった方も全て、オンデマンド開催(期間限定配信)とさせていただくこととなりました。配信日時、受講用パスワード等につきましては、準備が整いましたら後日改めてご案内いたします。また、2限目の「学校給食における地産地消の推進」をご講演いただく予定でした石塚浩司 先生ですが、入院を伴うご体調不良により、講演中止とさせていただくこととなりました。単科受講者さまには、受講料をご返金させていただきたく、改めてご連絡いたします。両者とも、直近のご連絡となりましましたこと、誠に申し訳ございません。何卒よろしくお願い申し上げます。
2021年度 研修会の概要
日程
以下の2021年度 研修会カリキュラムを参照してください。
受講料
栄養士会会員:年間受講科目数×1,000円
非会員:年間受講科目数×2,000円
全科目一括納入:10,000円(会員のみ)
申込
以下のExcelファイルまたはPDFファイルをダウンロードし、必要事項を入力の上、メールまたはFAXにて、山梨県栄養士会へ2021年6月21日(月)までにお申し込みください。締め切りを過ぎてのお申込みは受付いたしません。
【Excel】生涯教育研修会申込書 【PDF】生涯教育研修会申込書(0.1MB)
※申し込み後の受講希望科目の変更は認められません。
振込先
受講料を、下記ゆうちょ銀行の指定口座に2021年6月21日(月)までにお振込みください。
●ゆうちょ銀行からの振込:記号10870 番号11162511 公益社団法人 山梨県栄養士会
●他銀行からの振込:店名 ユウチョ 店番 〇八八 普通 口座番号 1116251 公益社団法人 山梨県栄養士会
※振込手数料は別途ご負担ください。
※当日会場では受講料の受付は行わないため、必ず期日までにお振込み下さい。
※振込後の受講料の返金はできません。
会場
「ぴゅあ総合」(中研修室 山梨県甲府市朝気1-2-2) または
山梨学院短期大学(51号館205号室 山梨県甲府市酒折2-4-5)
受講申込・問合せ先
公益社団法人 山梨県栄養士会
TEL: 055-222-8593(FAX共通)
お問い合わせフォーム
その他
●受講方法は対面とオンラインから選択することができます。オンライン受講を希望される方は、後日オンデマンド配信の視聴方法をメールでご連絡いたします。
●感染症の拡大状況によって、全面オンライン形式に実施方法を変更する可能性があります。変更があった場合は逐次ホームページ上でお知らせいたします。
●対面受講を希望される方は、受講前の検温と体調確認、手指の手洗い及びアルコール消毒に加え、受講の際はマスクの着用をお願いいたします。
●栄養士会会員は、受講歴を登録するため、当日会員証をご持参ください。
●その他詳細についてのお問い合わせは、「山梨県栄養士会事務局」へお願いいたします。
オンライン受講にあたっての諸注意等
動画の配信期間
対面受講時に動画撮影を行い、編集後の配信となるため、大よそ対面受講の1週間後から動画の配信を行います。動画の配信期間は「2週間」を予定しています。オンデマンド型の研修会となるため、2週間の間でしたら、いつでも視聴することができます。
配布資料
研修会の資料は、パスワードつきのPDFをZip形式で圧縮した後、ウェブサイトに掲載予定です。対面受講の方には、当日印刷した形で配布いたします。
利用規約
以下の利用規約に同意いただきました方のみお申し込みください。
●動画の視聴にあたり生じたいかなる損害について、本会は一切の責任を負いかねます。
●以下のような理由で動画の視聴ができなかったとしても、返金等の対応は行いません。
1.配信期間中の受講者が視聴予定の機器類(パソコン、タブレット等)の故障
2.受講者契約のプロバイダ等の不具合により、インターネットの利用ができなくなった場合
3.体調不良により、視聴ができなかった場合
4.その他、受講者の都合により視聴ができなかった場合
●本研修会動画は、受講者のみの視聴を前提としております。受講者以外の方と一緒に視聴することや、パスワードを第三者に提供することを固く禁止します。
●研修会動画および配布資料について、著作権法によって認められる場合を除き、著作権者の事前の許可なく、動画及び資料の一部または全部を、無断で複製(録画・録音・撮影・ダウンロードなど)し、それを転載転用・改変・配布・販売など、不正に利用することを固く禁止します。
●動画の視聴、配布資料のダウンロードに伴う通信料は、ご自身のご負担となります。
2021年度 研修会カリキュラム
第1回:6月26日(土)
会場:山梨学院短期大学(山梨県甲府市酒折2-4-5)
- 時 間 13:30~15:00
- 認定分野・実務項目・単位 全分野/1-1/基本1
- 科目・内容 持続可能な開発目標:SDGsにおける管理栄養士・栄養士が果たす役割
- 講 師 中村丁次 氏(神奈川県立保健福祉大学学長、日本栄養士会会長)
- 内 容 2030年の達成を目標とした「持続可能な開発目標:SDGs」について、管理栄養士・栄養士もグローバルな視点を持った栄養・食に対する理解が必要です。「持続可能な食糧システムの視点から見た健康な食事」(医学雑誌『Lancet』, 2019年1月)、「持続可能な健康な食事」の指針(WHO, 2019年9月)の解説を交え、”栄養”が直接的に関係する項目についてご講演いただきます。
第2回:7月24日(土)
会場:ぴゅあ総合(山梨県甲府市朝気1-2-2)
- 時 間 10:00~11:30
- 認定分野・実務項目・単位 学/412-104/実務1
- 科目・内容 味噌作りワークショップを通した食育
- 講 師 五味洋子 氏(五味醤油株式会社)
- 内 容 県内を中心に味噌作りワークショップを開催している講師に、活動を通して得たものやこれからの食育の見通しなど学校で働く栄養士へのアドバイスを講演いただきます。
- 時 間 12:30~14:00
- 認定分野・実務項目・単位 公・医・勤・公・地・福・ス/23-112/実務1
- 科目・内容 食物アレルギーについて
- 講 師 海老澤元宏 氏(国立病院機構相模原病院臨床研究センター アレルギー疾患研究部)
- 内 容 食物アレルギーがこの30年余りで小児を中心に増えています。食物アレルギーの管理方法も大きく変わり、常識が非常識ということにもなりかねません。最新の情報に基づいて現場で対応できるよう、ご講演をいただきます。
- 時 間 14:10~15:40
- 認定分野・実務項目・単位 研・公・地/23-117/実務1
- 科目・内容 健康食イノベーション ~健康の見える化事業の取組~
- 講 師 合田敏尚 氏(静岡県立大学 食品栄養科学部 教授)
- 内 容 超高齢化社会を迎えた日本は、保健・福祉・医療の専門職相互連携を強め、地域の様々な資源を統合した包括的なケアを推進し、健康寿命の延伸を地域社会で達成することが求められています。在宅ケア・生活モデルを支える新たな仕組みについて静岡県を例に解説いただき、その中で管理栄養士・栄養士の役割についてご講演いただきます。
第3回:8月28日(土)
会場:ぴゅあ総合(山梨県甲府市朝気1-2-2)→オンデマンド配信のみに変更
- 時 間 10:00~11:30
- 認定分野・実務項目・単位 医・学・勤・公・地・福・ス/4-12/基本1
- 科目・内容 CHASE(科学的介護)やLIFEって何? ~介護報酬改定に伴う入所者への栄養ケアをはじめとする多職種との連携に係る体制の充実を評価することによる加算の見直し~
- 講 師 西村一弘 氏(東京都栄養士会 会長、公益社団法人日本栄養士会 常任理事)
- 内 容 厚生労働省が進めている「CHASE」は、「根拠に基づく介護」を進めるためにリハビリテーションや介護保険などの利用者情報を収集し、介護のデーターベース化を進めています。更に2021年からCHASEとVISITを統合し「LIFE」へ生まれ変わります。
来年の診療報酬改訂ではLIFEを用いて施設が報告出来るか否かで、収入に大きな影響が出ると予想されることから、早い取組が望まれます。また、通所や認知症グループホームでは山梨県栄養ケア・ステーションの役割が拡大し、特定保健指導業務にも関係するため、勤労者・地域活動・行政の皆様にも「CHASE」を学び活かせるよう、ご講演をいただきます。
- 時 間 12:30~14:00
- 認定分野・実務項目・単位 福・医・公・地/23-118/実務1
- 科目・内容 摂食・嚥下機能のメカニズム ~管理栄養士・栄養士の食支援に役立つ摂食・嚥下の知識~
- 講 師 内山量史 氏(山梨県言語聴覚士会 会長)
- 内 容 現場の管理栄養士・栄養士の食支援に役立つ摂食・嚥下の基本から応用、実践的な現場での応用例などを演習を含めてご講演いただきます。※演習用にミネラルウォーターをご用意下さい。
- 時 間 14:10~15:40
- 認定分野・実務項目・単位 地・ス/90-103/実務1
- 科目・内容 開業栄養士のスキル ~栄養士の新しい働き方~
- 講 師 芳須勲 氏(管理栄養士)
- 内 容 栄養士の働き方の視野を広く持つために、TVや講演、ラジオ出演、本の出版など幅広く活躍されている『いきいき登山ガイド・ヤッホー!!さん』こと芳須勲先生に栄養士の新しい働き方についてアドバイスを含めご講演いただきます。
第4回:10月2日(土)
会場:ぴゅあ総合(山梨県甲府市朝気1-2-2)
- 時 間 10:00~11:30
- 認定分野・実務項目・単位 医・公・地・福/23-122/実務1
- 科目・内容 地域ケア会議における栄養士の役割 ~対象者の課題をどう見つけるか~
- 講 師 深澤幸子 氏(山梨県栄養士会 副会長)
- 内 容 地域ケア会議における管理栄養士の役割として、ケアプラン等の読み込みや対象者のアセスメント、他職種への助言等があります。地域ケア会議だけでなく、医療や福祉、学校等、多職種との連携が必要な場においても適切な、提案や助言が必要とされる中、その手法について講演いただきます。
- 時 間 12:30~14:00
- 認定分野・実務項目・単位 地・学・福・ス/23-105/実務1
- 科目・内容 やる気を出させる保健指導 ~受けてよかったと思ってもらう方法(基礎編)~
- 講 師 大橋健 氏(国立がん研究センター中央病院 総合内科長)
- 内 容 話していると温度差を感じます。どうして栄養指導がうまくいかないのだろうなど悩みが多いと思います。具体的にどう取り組んでいけばよいのか、より良い関係性を築くためにはどうすればいいのかについての手法の基礎をご講演いただきます。
- 時 間 14:10~15:40
- 認定分野・実務項目・単位 医・勤・公・地・福・ス/23-105/実務1
- 科目・内容 糖尿病性腎症の栄養管理
- 講 師 土屋恭一郎 氏(山梨大学医学部第三内科 医師)
- 内 容 糖尿病性腎症による新規透析導入患者の減少を目的とし、その重症化予防事業が医療機関や各自治体等で進められています。適切な医療受診や生活改善、栄養管理等、専門職としての対応が必須とされている中で、指導するうえで必要な糖尿病性腎症の病態や治療および予防方法について講演をいただきます。
第5回:12月11日(土)
会場:ぴゅあ総合(山梨県甲府市朝気1-2-2)
- 時 間 10:00~11:30
- 認定分野・実務項目・単位 研・学・公・ス/46-101/実務1
- 科目・内容 障がいのある子どもとその家族への支援・アプローチ方法
- 講 師 阿部美穂子 氏(山梨県立大学 看護学部 教授)
- 内 容 障がいを抱える子どもは食行動に問題を抱える場合も多く、障がいの程度や個々の特性に配慮した栄養ケアや食育活動が必要になります。障がいを抱える子どもの特性や、本人とその家族への支援・アプローチの方法を解説していただき、望ましい食育活動を見出していく際の手がかりをご講演いただきます。
- 時 間 12:30~14:00
- 認定分野・実務項目・単位 公・地・福/61-102/実務1
- 科目・内容 災害時の栄養アセスメントと指導・相談
- 講 師(DVD解説) 笠岡(坪山)宜代 氏(国立健康・栄養研究所 国際栄養情報センター)
- 内 容 災害時の避難者の栄養アセスメントや要配慮者等の栄養課題や特殊性を理解することを目的としてDVD視聴をします。※JDA-DATスタッフ育成研修を兼ねております。
- 時 間 14:10~15:40
- 認定分野・実務項目・単位 医・地/43-102/実務1
- 科目・内容 静脈栄養・経腸栄養を利用した、入院や在宅における栄養管理と評価のポイント・症例別栄養管理について
- 講 師 井上善文 氏(大阪大学国際医工情報センター 栄養ディバイズ未来医工学共同研究部特任教授)
- 内 容 静脈栄養・経腸栄養のエビデンスに基づいた実践講義。「本気」で入院や在宅での栄養管理に取り組んでみませんか?適切な「静脈栄養」と「経腸栄養」、正しい「経口栄養」とは?静脈経腸栄養の第一人者である井上先生(ゼン先生)から得た知識を実践に活かせるようなご講演をいただきます。
第6回:2022年2月5日(土)
会場:ぴゅあ総合(山梨県甲府市朝気1-2-2)
- 時 間 10:00~11:30
- 認定分野・実務項目・単位 公・地・福/61-102/実務1
- 科目・内容 災害時の食事
- 講 師(DVD解説) 山村浩二 氏(愛知県清須保健所 健康支援課)
- 内 容 災害時に備蓄食品などから出来る献立作成や調理方法等を理解することを目的としてDVD視聴をします。※JDA-DATスタッフ育成研修を兼ねております。
- 時 間 12:30~14:00
- 認定分野・実務項目・単位 学・公・地・福/412-102/実務1
- 科目・内容 学校給食における地産地消の推進
- 講 師 石塚浩司 氏(袋井市役所 教育委員会 おいしい給食課 主任主査)
- 内 容 学校給食を軸に、多様な施策課題を解決し、「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2020」を受賞した経験により、生産者との連携、実体験を通した食育活動、環境を意識した農福連携、姉妹都市交流についてご講演いただきます。
- 時 間 14:10~15:40
- 認定分野・実務項目・単位 福・医・学・勤・公・地・ス/4-1/基本1
- 科目・内容 症例から学ぶ栄養ケアプロセス ~明日からの現場に活かす!~
- 講 師 藤岡由美子 氏(松本大学人間健康学部 健康栄養学科 准教授)
- 内 容 栄養ケアプロセス(NCP)はPES報告書を作成することが目的ではなく、NCPを活用し、より専門的な栄養管理を実践して、対象者のQOLを向上させることが目的です。NCPの論文を執筆している講師から症例検討を通して、明日から活かせるNCPの考え方・実践方法をご講演いただきます。